武 嶺
3275M
ヒルクライマーの最高峰
台湾はロードバイク生産世界一位、二位のメーカー“GIANT” “メリダ”を抱える自転車大国。カーボン製品生産において最も信頼されています。
国土のほとんどが山で覆われたヒルクライム大国でもあり、首都台北も山に囲まれている都市で、少し郊外へ移動すると山ばかりになるためさまざまなルートを楽しめる環境です。そして一般道における東アジア最高地点3,275mを通る“武嶺(ウーリン)”は台湾のちょうど中心に鎮座していてアクセスも容易です。
武嶺に行くルートは西ルート、東ルート、北ルートの3つルート、以下は各ルートの攻略法を紹介します。
西ルート
獲得標高2,825m
攻略法<西進武嶺> 全長55km・獲得標高2,825m
出発 台湾埔里地理中心碑
第1関門 人止関
第2関門 霧社
第3関門 台湾最高地点7-11
第4関門 翠峰
第5関門 鳶峰
第6関門 昆陽
フィニッシュ 武嶺
台湾国土の中央に位置する埔里から北東に全長55km・獲得標高2,825mの道のりを走ります。
人止関まで全長16km、平均斜度2%。ここは平地に感じます、ポイントは飛ばさないことです。軽快なリズムを掴んで体力を温存します。
人止関を過ぎると登り初め、距離は5km、平均斜度6-8%、霧社市内まで幾つかコンビニエンスストアがあり、休憩や補給ができます。
霧社から清境まで12km、登り800M、時折急勾配があります。清境農場の看板を過ぎてからのヘアピンカーブからは7−11小瑞士が見えてきますがこの後すぐ13%の急勾配が待っているので、ここでは止まらないで登り続けることを薦めます。3km後の最高地点7-11富嘉店で休憩するのがお勧めです。
台湾最高地点7-11はこのルートの中間地点通過とも言えます。ここは最後の補給場になりますのでしっかりと補給を摂りましょう。標高が2000Mを超えますので、呼吸の苦しさや無力感をますます感じますが本番はここから。後半は急勾配が待っています。
翠峰まで8km、平均斜度4.4%。この区間は二箇所、合計約1kmの下りがあります。この下りを利用して次の登りの助走にすれば、少しは楽になります。
翠峰から鳶峰までは全長6km、急勾配が続きます。疲労と空気の薄さでいくら頑張っても進まない感じがしますが、森林限界を越えるときらびやかな舞台のように山々の景色が広がり、疲れを忘れ大きな喜びを感じます。
鳶峰から昆陽まで5km。前半は斜度4,5%、後半2kmは10%の急勾配です。特に昆陽駐車場前の500Mは大魔王の15%が待っています。ここは一番諦めやすい場所ですが、駐車場前のヘヤピンカーブは撮影ポイントでもあります。多くのカメラマンが撮影していますので、いくら疲れていてもかっこいいライディングフォームで乗り越えましょう。
全長2km、平均斜度8%。この区間台湾のサイクリストの間では天堂路(天国への道)と呼ばれています。なぜならフィニッシュの武嶺牌坊が見えるのに、なかなか辿り着かないです。
ここまで頑張ってきたらあと一息です。最後まで頑張ってファイトで行きましょう。
武嶺ヒルクライムは他のどんなヒルクライムよりも登頂時の達成感が桁違いです。55km2825mという道のりにはヒルクライムの醍醐味がぎゅっと濃縮され、きっと満足していただけるライドになります。
異国を走る特異な感覚、同じサイクリストや観光客からの声援、苦しいライドと最高な達成感の共有、そして素晴らしい絶景も忘れられない経験となるでしょう。
東ルート
獲得標高3,400m
攻略法<東進武嶺> 全長105km・獲得標高3,400m
出発 七星潭
0km 0M
第1関門 太魯閣牌樓
(タロコ牌坊)
18.3km 60M
第2関門 天祥
35km 448M
第3関門 西宝
46.1km 915M
第4関門 新白楊
64.8km 1644M
第5関門 碧緑神木
79.4km 2150M
第6関門 関原
90.7km 2374M
第7関門 大禹嶺
94.9km 2565M
フィニッシュ 武嶺
105km 3275M
世界最大級のサイクリングチャンネル、グローバルサイクリングネットワーク(GCN)では人生に一度必ずチャレンジすべき10コースの内に挙げられており、標高0Mの七星潭から3275Mの武嶺までは世界有名なヒルクライムコースです。
標高0Mの七星潭から標高60Mのタロコ牌坊まで18.3km,ほぼ平地です。ウオーミングアップには最適です。
ポイントは軽快なリズムを掴んで体力を温存します。
この区間の距離は16.7km、平均斜度2%。20km地点を越えると標高480Mの天祥に付きます。このルート唯一の7-11があるので休憩や補給でき観光客が多いです。
天祥を過ぎてから西宝までは平均斜度5.5%と少し斜度上がります。これまでがほぼ平地に近買った分、少し登りを感じると思います。
この区間全長18km、800M前後登ります。
途中華禄渓(標高1,380M)の所に休憩できる店があります。ここで補給しましょう。真白楊前には少し急勾配がありますが長くないので、頑張ってください。標高1,644Mの新白楊までつけば、登りの約半分クリアーしとことになります。
新白楊から碧緑神木までの14km、緩斜面が多いです。この区間を利用して体力回復を計りましょう。碧緑神木は香杉(巒大杉),樹齡超過三千年,樹高約50m,樹徑3.5m,このコース中最大の神木です。KOM大会の時にここのヘアピンカーブは一番カメラマンが集まる場所です。
碧緑神木から斜度が上がりますこの区間は11kmありますが、4.3kmの下りもあります。標高が高いのでこの下りは寒いです。一枚防寒衣を出した方がいいと思います。下り終了後にあと2kmの登りで関原ガソリンスタンドがあります。ここは台湾一番標高高いガソリンスタンドです。ここのスタンドはお粽(ちまき)を販売しております、かなり美味しいのでぜひ食べてみてください。
関原から標高2565Mの大禹嶺まで約4.7km、大禹嶺は梨山からの北ルートと東ルートが交るポイントです。ここから武嶺に上がります。おそらくここまでの登りの緩さに感謝するでしょう。なぜならこれからの10kmはいわゆる”天堂路”天国への道と呼ばれており、わずか10kmの区間で700Mを登る過酷な試練だからです。
この区間の前半の小風口旅客ビジターセンターまでの5kmの平均斜度は8.4%、10%越える勾配も少なくないです。ビジターセンターを越えてから600M、平均斜度13%を越える区間があります。一番の急勾配は27%です。なんとか降りないで乗り超えましょう!その後は約1kmの下りがあります。少し足を休めた標高3158Mの地点に3158cafeがあります。下りはこの辺で終了になります。最後1.5kmは平均斜度11%、最高20%の急勾配があります。
ここまで来たら、何としても登るしかないです、だめでも押して頂点まで登りきるでしょう。
武嶺牌坊が目に入ればフィニッシュです。
完走、おめでとうございます。
武嶺ヒルクライムは他のどんなヒルクライムよりも登頂時の達成感が桁違いです。55km2825mという道のりにはヒルクライムの醍醐味がぎゅっと濃縮され、きっと満足していただけるライドになります。 異国を走る特異な感覚、同じサイクリストや観光客からの声援、苦しいライドと最高な達成感の共有、そして素晴らしい絶景も忘れられない経験となるでしょう。
北ルート
獲得標高4,233m
攻略法<北進武嶺> 全長116km・獲得標高4,233m
出発 百韜橋
0km 324M
第1関門 南山部落
29.1km 1157M
第2関門 思源啞口
45.3km 1952M
第3関門 武陵農場
50km 1750M
第4関門 環山部落
60km 1600M
第5関門 清泉橋
65.6km 1480M
第6関門 梨山
74.7km 1930M
第7関門 大禹嶺
105.5km 2565M
フィニッシュ 武嶺
116km 3275M
百韜橋から出発します。平均勾配3%。この区間の最初は優しいゆっくりの登りです。継光橋を越えるといくつの勾配8−9%ヘヤピンカーブで急斜面を連続していますが、道が広い、景色がいいです。
標高0Mの七星潭から標高60Mのタロコ牌坊まで18.3km,ほぼ平地です。ウオーミングアップには最適です。
全長16km、平均斜度2%。ここは平地に感じます、ポイントは飛ばさないことです。軽快なリズムを掴んで体力を温存します。
この空間の距離は16.7km、平均斜度2%、20km地点を越えると標高480Mの天祥に付きます。ここは觀光聖地、観光客が多い、西ルートと違って、ここは東にルートに唯一の7-11があります。休憩や補給できます。
天祥を過ぎてから西宝までは少し斜度上がります。平均斜度5.5%。ここまでの距離はほぼ平地に近いので、少し登りを感じるでしょうね。
この区間全長18km、800M前後登ります。
途中華禄渓(標高1,380M)の所に休憩できる店があります。ここで補給、休憩できます。次の体力補給しましょう。真白楊前には少し急勾配がありますが長くないので、頑張ってください。標高1,644Mの新白楊までつけば、約登りの半分をクリアーでしょう。
北ルートの一番嬉しいのようで、嬉しくない区間です。
ここまではやく300Mの下りです、せっかく上がった標高が一気に下がります。
これから登り直します。
碧緑神木から斜度が上がりますこの区間は11kmがあります。しかしこの区間には4.3kmの下りもあります。標高が高いのでこの下りは寒いです。一枚防寒衣を出した方がいいと思います。下り終了後にあと2kmの登りで関原ガソリンスタンドがあります。ここは台湾一番標高高いガソリンスタンドです。豆情報です、ここの
スタンドはお粽を販売しております、かなり美味しいです。ぜひお試してください。
関原から標高2565Mの大禹嶺まで約4.7km、大禹嶺は梨山からの北ルートと東ルートの交流ポイントです。ここから武嶺に上がります。まだここまでの緩斜面に感謝します。なぜならこれからの10kmはいわゆる”天堂路”天国への道と呼ばれていますわずかの10kmの区間で700Mを登るのは過酷の試練を待ています。
この区間の前半の小風口旅客サービスステーションまでの5kmの平均斜度は8.4%、10%越える勾配も少なくないです。サービスステーション越えてから、600M続く平均斜度13%を越える区間があります。一番厳しいヘヤピンカーブは27%になります。なんとか降りないで乗り超えましょう!その後は約1kmの下りがあります。少し足を休めるかもしれません。
標高3158Mの地点に3158cafeがあります。下りはこの辺で終了になります。最後1.5kmは平均斜度11%、最高20%の急斜面もあります。
ここまで来たら、何としても登るしかないです、だめでも押して頂点まで登りきるしかないです。
武嶺牌坊を目に入った時にはフィニッシュです。
完走、おめでとうございます。
武嶺ヒルクライムは他のどんなヒルクライムよりも登頂時の達成感が桁違いです。55km2825mという道のりにはヒルクライムの醍醐味がぎゅっと濃縮され、きっと満足していただけるライドになります。 異国を走る特異な感覚、同じサイクリストや観光客からの声援、苦しいライドと最高な達成感の共有、そして素晴らしい絶景も忘れられない経験となるでしょう。
台湾KOM太魯閣国際ヒルクライム
武 嶺
3275M
ヒルクライマーの最高峰
標高0メートルからスタートし、約90.5kmで標高3275mの武嶺まで登るダイナミックなコース設定。
頂上10km手前で一度下ってまた上るため、獲得標高差は3620mにものぼるという世界有数の難易度を誇るヒルクライム大会だ。